生花とクール便の悩ましい関係

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クール便だから大丈夫ではない

つい素人考えで、夏時期はお花をクール便で宅配してくれると助かると思ってしまいます。
実際フラワーギフトを取り扱うネットの店舗では、クール便をオプションか、送料に含ませるなどして「夏はクール便がオススメです」とするところも多いので、クール便で大丈夫だと勘違いしてしまいます。

お花にとっての平均的な適温は15度位。南国育ちの植物なら25度でもOKと、違いはありますヨ。
一方、ヤマトのクール便は0~10度です。お花にとっての適温よりかなり低くなるのです。

お花にとって適温ではないこと、外気との温度差もお花にはダメージになってしまう。
人でさえ、効き過ぎのエアコンや、ヒンヤリ室内からの外出は辛いものがありますよね。

Yahoo!知恵袋では、正に私が感じたことを質問されていました。

Yahoo!知恵袋
・今の時期クロネコヤマトの常温を保存する倉庫の温度、トラックの温度はどれくらいでしょう?より

倉庫、トラックともにほぼ外気温です。
ですが冷蔵、冷凍の指定が入ったものは専用の冷蔵庫と冷凍庫に保管、センターや集約拠点間輸送時にも専用の冷蔵冷凍ボックスを使用します。

ということは、荷物の積み降ろし時の気温と届け先の気温ですかね。
全国を走る、お花専用の配送車があればよいのでしょうけど、コスト面と人員でとても無理ですよねー。

ネットのお花屋さんの対応

プレゼント用のブーケなどはクール便でといったネットのお花屋さんは多いです。
中には、お客さんからの要望で、クール便の配送を始めたといったネットのお花屋さんを見ました。

特にプレゼント用のブーケの場合、宅配ボックスを開けた時、すでに萎れてしまっていては見た目も悪いし、プレゼントとしての意味もなさないからという感じ。
真夏に無理に生花の花束を贈ることはないですが、そこは人の勝手ですからね。

もし宅配ボックスを開けた時にシナシナのブーケを受け取ったら、やはり受け取った人もガッカリしますでしょ?
身内なら教えてくれるかもしれませんが、そうでないなら受け取った人は多分黙っているとも思うのです。

  • ・真夏はお花を配送しない
  • ・常温で近場のみの配送
  • ・夏に強い花を扱う

といった風にして、クール便の配送自体をしないネットのお花屋さんも多いですけどね。
私自身はどうかというと、誰かにブーケを贈る機会はまあ無い。ただ、夏でもお花を飾りたいなと。

クール便対応があるネットのお花屋さん

プレゼント用のブーケを主に扱っているお店は、ほとんどクール便対応しています。

私が何度もロスレスブーケを購入した「FLOWER」は、クール便配送を元々していましたが、更に冷えすぎ対策を始めました。
デリケートなお花の冷えすぎを防ぐ方法です。ちなみにクール代無料。送料も無料。

また、定期便のHitoHana(ひとはな)とmedelu/メデルは送料無料で、クール便がオプション(有料)で選べます。

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