猫用システムトイレは今なら使わない、過去の失敗と教訓

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

公開日/

猫用システムトイレは今なら使わない

我が家では18年間、ココアとみるくという猫を飼っていました。
2022年に相次いで虹の橋のたもとへと旅立ちました。

現在は、保護猫のモカを飼っています。

ココアとみるくは、主人の知り合い半ば押し付けられた感じで、我が家に引き取られたました。
主人の知り合いは、今でいう多頭飼育崩壊を招いていて、同時期に二匹が出産んし、12匹の仔猫が生まれたのです。

18年前の猫用トイレ事情

ココアとみるくを引き取った頃は、今のように猫を飼っている世帯より、犬を飼っている世帯が圧倒的に多く、猫用の製品も多種多様ではありません。
ネットショップも今ほどではなく、ディスカウントストアでフードやトイレを購入しました。

今も人気の猫用トイレの一つに「ニャンとも清潔トイレ」が当時からあったんですね。
ドーム型のフタがあり、おしっこは下のトレーに溜まる仕組みで、猫砂は木製のチップを使います。

先代たちが使っていたのは、本体、すのこ、トレー、ドームという4つに分かれている形状。
ドームはニオイが拡散しにくく、砂の飛び散りを防ぐ効果があり、トイレが丸見えになりません。

当時トイレは3個置いていましたので、パーツ4つ、全部洗うの自体大変でしたが、
洗う前に、すのこ部分に挟まった木製チップを取り出すのが大変で、本当に面倒でした。

新聞紙の上にすのこを伏せて置き、割りばしで挟まったチップを押し出すようにして取ります。
他に方法があったかもしれませんが、これしか思いつかなかった。

洗った後は水分を完全にふき取るのは難しく、洗ったらしっかり干さないと乾ききりません。
洗うにも干すにも場所を取ります。

また、オシッコとウンチは分かれるので片付けが楽なイメージがしますが、実際はトレーにペットシーツを敷く手間がかかります。
コスパ面で一般的なペットシーツを敷いていましたが、ズレないように敷くのって結構難しかった。

ペットシーツは不織布でできていて、元々折り目が付きにくい。
適当に敷くと、トレーの中で浮き上がってきて、オシッコがトレーに漏れ出て洗う羽目になります。

ウンチを片付けるにも、当然ドームを外さないといけません。
ドームを一旦、床に置く場所も取るので、狭い所では使いにくくなります。

おしっこは下のトレーに溜まるとはいえ、木製のチップも吸収し、チップ状だったものがほぐれてしまいます。
回収はウンチの時だけでないので、結構減りが早いです。

初期の「ニャンとも清潔トイレ」は専用のトレーに使う・・・なんだろう?コルクシートが一番似てるかな?
専用のペットシーツの様なものの値段が非常に高く、更に片付け辛くて大変でした。
※今はさすがに仕様が変更されています。

一般的なペットシーツではなかったんですよ。おしっこを吸い切れなくて、トレーに溜まっていたし。
吸い切れないから臭い。

アホみたいなシステムだったので、トレーには普通のペットシーツに。
専用ではないから、ピッタリ敷けないので2枚重ねて使っていました。

木製のチップも、ニャンともからディスカウントストアのオリジナルブランド、さらにネットで見つけた格安チップへと変更していきました。
使い勝手もありますが、猫砂もペットシーツも消耗品なので、なるべくコスパがいいものにといった理由も。

特に猫砂は、違うものにしてしまうと猫がトイレを使わなくなるかも・・・といった心配がありますよね。
おっかなびっくり変更しましたよ、大丈夫だったからホッとしました。

目次へ

トイレでしない理由

今のように情報も商品も豊富なら、トイレも砂も他に変えていたかもしれません。
本当に年に一度あるかないかなのですが、トイレ以外で排せつしないみるくが、トイレの入り口付近でおしっこをしてしまうという事態がありました。

トイレの入り口と床を少し汚す感じで、1度粗相をすると3回位同じ状態が続きます。
でも結局、いつも「その時だけ」で何度も続くわけではなかった。

また、ココアは冬になると毛布や布団の上でおしっこをすることがあったんです。
私たちが就寝中の時間帯だけとはいえ、毎晩のように起こる時もあれば、冬の間に1度か2度しかしない時もあって。

解決策というより対処法でしかありませんが、ペットシートを張り合わせて大きな一枚にし、毛布や布団の上にかける。
ズレないようにクリップで留めていました。

でも保護猫を迎える準備で猫砂を検討する時に気付いたんです。
本当はみるくもココアも、木製のチップの猫砂が気に入ってなかったんじゃないかって。

粗相をするのはトイレや猫砂が好きじゃないからという理由があるのは、知識として知っていました。
ただ気に入らないなら全く使わなくなるんじゃないの?と勝手に思っていたのです。

実は大変?楽じゃない?「ニャンとも清潔トイレ」本音大暴露

目次へ

反省は保護猫に活かす

今は「どうして他のものに変えなかったんだろう」と反省しています。
悪いことをしたな、ごめんね。

しかもココアの場合、一般的な猫のサイズよりは大きい。体高があるので、体格自体が大きいのです。
でもメインクーンやラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットほどは大きくない、ましてやおデブなわけでもない。

中に座るとドーム型のトイレの天井に頭がギリギリつかない感じで、体型はスマートだったのもあり、使いづらいのかとは考えてなかった。
トイレを済ませたあとは、砂を被せる方が少なくて、いつもトイレの天井や壁をガリガリしていたんです。

それもトイレの砂が気に入ってなかったんだと今なら理解してます。

猫砂は使ってみないとわからない部分があるので、色々試すかもしれないけど、猫のトイレはドームもすのこもない、オープンタイプで猫砂だけ使うトイレ、以前の物よりは少し広めにしようと。

洗う時も考えて、なるべく継ぎ目も無いものとなると必然的に選択肢は狭くなります。リッチェルか「LIONの獣医師開発猫トイレ」。
こびりつかず、すんなり砂がとれる花王にしてみようと。

ただ、こちらがいくら「こんなのが理想」と思っていても、当の猫自身が果たして使ってくれるかどうかは、実際に猫を迎えて、しばらく様子をみないとわかりません。
結果的には砂もトイレも何ら問題なく、私自身もなんら問題なかったので、砂はそのまま、トイレは洗いかえにもう一つ同じものを買いました。

LIONの獣医師開発猫トイレを選んだ理由と実際に使ったレビュー

今はモカも若く元気、病気もなにもなく、無邪気に私たちを癒してくれてますが、やがて老いていきます。
悲しいけど、私の年齢を追い越す日がきてしまう。

そうなった時、砂とトイレを別のものに変更する必要性が出てくるかもしれませんね。

猫用トイレは飼い主さんの生活自体に密接に関わってくるので、あなたがどんな生活をしているか?
一人暮らし、複数人暮らし、お仕事が在宅かどうかなどですね。

私のように基本在宅、もしくは通勤時間も含めて外出は短時間の方とフルタイム勤務の方とでは猫のお世話の仕方も違ってきます。
また、多頭飼育かどうか、トイレは何個必要か、猫さんの年齢など、猫の状態も様々です。

猫用トイレの選び方はこちらにまとめていますので参考にされてください。
猫も人も快適を目指せると良いですね。

猫用トイレの選び方 猫とあなたに合った最適なタイプを

目次へ