お花を飾る生活の始まりは愛猫の死がきっかけ
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花を飾るきっかけ
元々生花を飾るのは好きなのですが、猫がいるので諦めていたんです。
ドライフラワーや造花は、あまり好きではないし。
一度、少しは窓辺に彩をと思い、花ではなくフェイクグリーンを置いてみたのです。
私なりに飾り方も工夫したのですが「やっぱり違うな」とやめてしまいました。
猫が亡くなった時、その亡骸を愛用のベッドに横たえ、なるべく沢山の花を敷き詰めるようにしました。
水のないお花は一晩でしおれてしまうので、翌日また新たに入れ直し、葬儀へ。
ココアが亡くなって思ったのは、遺骨の側に手向けの花として、また、自分への癒しも含め、お花を飾りたいなと。
ココアが亡くなったのは4月末日で、お花屋さんにはカーネーションばかりです。
母の日が過ぎるとバラやヒマワリ、紫陽花などが復活していましたが、近所のお花屋さんはスーパーの花屋と、スーパーのすご近くの花屋のみ。
どちらも普段は仏花と季節のお花が少しなんですね。
こちらは当時の画像です。
アップの猫はみるく。その後ろにピンクのカーネーションとカスミソウという、ある種王道。
そして、ココアはほぼ黒猫だったので、赤いバラ、黄色のひまわりと、似合いそうな色味の花を飾りました。
諦めていたお花
以前は猫がいるからとあきらめていたお花。
あきらめていた理由は、何より猫にとって毒になる植物が多いこと。
ユリ科あたりならご存知の方も多いかもしれません。球根の植物はNGが多いようですね。
他にもそれは沢山あって、仮にネット検索して調べたとしても、全部掲載されているとは思えません。
猫は花を食べたりしませんが、動くものに手を出す習性があります。
動かないものでも、初めて見るものだと匂いを嗅いだり、食べるつもりはなくても口に含んでみることがあるでしょう?
二匹の追いかけっこでひっくり返すこともあるでしょうし、花びんの水を飲むといったことも考えられます。
私が花を飾ったばっかりに、死にはしなくても中毒を起こしてしまったら・・・
思えば猫も18歳、以前のように色んなものに興味を示すこともなくなっていました。3年位前からなら飾れたかもしれません。
猫の反応をみて、手を出すようなら飾るのをやめれば良かったかなと。
ネットのお花屋さんを探しまくる
近所のお花屋さんだと置いている種類は限られているし、ブーケのようにお花とグリーン(葉物)をオシャレに束ねてあることはなく。
かといって花束にすれば予算オーバー。
例えばバラの花は値段が高いから3本だけにして、でもそれだとなんだか寂しいから、グリーンを合わせる。
そうするとバランスよくて見栄えもします。
時はコロナ禍で、おうち時間からの需要もあって、お花のサブスクがあるのはニュースで知っていたんです。
ただニュースで見たのは、数本のお花とグリーンが箱に入っていて、郵便受けに配達されるという方法。
テレビで見ていても、お花の元気は今一つ、そもそもデリケートな切花を郵便受けに入れるって・・・と正直引きました。
気軽、手軽、しかもコロナ禍で置き配も当たり前でしたが、花が可哀想に見えたのです。
ニュースで見たのは一例にすぎませんから、お花のサブスクをネット検索してみました。
こんなに沢山あるんだ!じゃあ、ポストインではなく宅配もあるんじゃない?とワクワクしながら様々な記事を読む。
配送地域に困る
フツーに宅配タイプもあり「これいいなー」と思いつつ記事を読み進めると、えっ、九州自体配送がない?まー、ショックでした。
関東以北からの配達だと離島はもちろん九州自体、配送区域に入っていない。
花の鮮度に責任が持てないから、出荷後翌日に到着しない場所は配送されないというわけです。
関東以北からだと全部配送されないわけではなく、会社によってそこは様々でした。
全国配送もあれば、九州でも福岡はギリギリ含まれていたり。
ですので、良いと感じたサブスクは、まず配送区域に入って入るかどうかチェックするクセがつきましたよ。
これはお花のサブスクに限ったことではなく、ネットで生花を買う場合はそうなります。
以前からある花キューピットのような全国配送ができるところは、東京からだけでなく、全国に提携生花店があるから可能なんです。
花キューピットのようなタイプでなくても全国配送している会社はもちろんありますヨ。
出荷後、翌々日到着になる所、クール便で配送もありますからね。
サブスクに話を戻すと、クール便自体がない場合もあるので、配送状況一つとっても「ここにしよう」と即決するのが難しかったです。
当然予算もありますし。
わがままに探しまくる
お花のサブスクは、1000円前後が最低価格になっているところが多くて、そこも意外に悩みどころ。
こちらとしては「まずは試してみたい」わけですから、とりあえず月に一度位のペースで様子見したいのです。
ただ、いくらお安くてもポストに投函されるタイプはやはり利用したくなくて、高くても送料込みで2000円かなーと。
お花自体の原価も調べてみたり、配送は多くがヤマトさん利用なので、送料に差は出ません。
それに、お花選びのセンスが良さそうなところがいいでしょ?
近所のお花屋さんには無い種類で、グリーンも1本入っているような。
お花のサブスクはSNSにアップしている利用者が多いので、インスタやツイを見まくり。
もともと優柔不断(年取ってそうなった)なので、これでもかって位チェックしまくりです。
そして「HanaPrime/ハナプライム」にようやく決定。
お花の定期便は、九州・沖縄や北海道は配送されないサービスが多い中、福岡もOKで嬉しかった。
詳しいプランの内容と正直なレビューは、こちらにまとめています。
HanaPrime/ハナプライムの定期便 季節のお花プランまとめ
HanaPrime/ハナプライム1500円プランを頼んだ結果
花が好きだと思い知る
私は偏頭痛持ちで、一度の偏頭痛で丸三日寝込む羽目になります。
それが月に1~2回おきてしまう。三日寝込んだとして1年間で36日、ひと月無くなるようなもので。
偏頭痛がおきた時、お花のお世話が可能かどうかもあり、極力料金の安いサブスクのお花で試そうとしました。
偏頭痛でなくても体長が悪い時は、お花の切り戻しはせずに、お水だけ交換というようにすれば大丈夫だなとわかりました。
体長云々を抜きにして、私は超ズボラだし飽きやすい、なんでも長続きしないというのがあります。
偏頭痛だけでなく、猫の旅立ちや引越しもあって、かなり忙しかったのですが花の世話が面倒に感じず、届いた花を整えて飾る作業は楽しいし、とても癒されます。
お花の魅力に改めて接したことで、私は本当に花が好きなんだって思い知らされもしました。
花の世話が楽しく感じるのがわかったので、サブスク以外でもネットで何度か単発の花を注文してみることに。
サブスク以外だとブーケやアレンジメントが中心。
自宅用切り花を出してくれているネットショップ、産地直送とか生産者直送といった中に本数のわりにお得なタイプなど、色々探しだして購入。
何本までならお世話できるのかも知りたくて、40本のバラや30本のアルストロメリアを買ったこともあります。
猫たちが旅立ち、引越しが落ち着いたら保護猫を迎える予定でいたので、猫がいない間に試しておこうと。
40本となると、満足感は半端ないですが、さすがにさばくのに時間がかかります。
猫がいない時はまだしも、猫がいると飾る場所も限定されるので、多くて20本、スプレータイプなら10本
で十分といったこともわかりました。
理想に近いもの
サブスクと「ロスレスブーケ」の2タイプを扱っている「FLOWER」というところ。
ロスレスブーケはお花のロスが出ないように「限定100個」みたいに限られた数のブーケを何パターンか出していて、しかも廃棄される花がない分、価格も抑えているので購入のハードルも低い。
そのロスレスブーケのセンスやボリューム、価格が私にとってかなり理想的。
ブーケは毎日更新されるのと、こんな感じですと手に持って掲げている画像もあるからわかりやすい。
夏はお花が長持ちしないから、グリーンだけでもいいのになーと。
FLOWERのロスレスブーケにはそんなグリーンが中心のブーケも掲載されていて、ますますイイ感じ。
ロスレスブーケはサブスクじゃなく、気に入ったブーケをその都度買う仕組みです。
価格は送料込みで2000円前後が中心で、更に嬉しいのが5月から9月は自動的にクール便になり、価格に含まれます。
花のボリュームが多少少なくなってもいいから5月から9月はクール便を選べたらなと、よく思いましたからね。
ブーケのセンスやボリューム、価格、クール便期間が長いこと。
これらが決め手となりました。
FLOWERのロスレスブーケはボリュームたっぷりで驚きの価格
レモンイエローのおまかせブーケはなんと!22日も持った
素敵に見える花のアレンジは、殆どがプレゼント用の花束。小さな花束でもまあまあの値段です。
かといって、オシャレにまとめられる花材を買うとなると、まずそういったお花屋さんを探さなきゃいけないし、花材をそれなりに購入すると結局高くつきます。
そもそも自分のセンスでは無理だよなとも思います。
FLOWERのロスレスブーケは、そんな色々な悩みを叶えてもくれるんですね。
FLOWERのロスレスブーケを楽しむうちに、やはり気になっているサブスクも試してみたくなりました。
そして、レビューを残したいのと、福岡は注文できないけど素敵な定期便を紹介もしたいなとも思ったのです。
花を飾る生活での変化
お花の記事も試しに書いてみると楽しく感じたので、ある程度書き溜めてWEBサイトで公開することに決めました。
フォローでしか使っていなかった、X/エックス(旧Twitter)も、保護猫モカの画像を一日一枚程度アップ、購入したお花もアップするようにもなりました。
X/エックス(旧Twitter)はネガティブ情報は極力拾わず、ほっこりするような投稿を見るようにしています。
X/エックス自体の登録は随分前に、先代たちの画像でもアップしようと試みましたが、猫を撮影するのは非常にハードルが高く、あえなく挫折(笑)。
もっぱら、好きなミュージシャンやタレントをフォローするだけの道具と化していたのです。
花を飾る生活は、この上ない癒しと至福をもたらしてくれるのだと気付きました。
花を飾るのは心や生活に余裕がある人・・・ではないと、つくづく感じさせられもします。
花を飾る。そこにささやかな幸せを見出し、心の潤いにして自分の中になじませていく。
せわしない毎日に猫とはまた違った魅力で、優しい波紋を描く存在。
そんな優しく美しい、そして時として強さすら感じさせてくれるお花たち。
あなたもどうぞ、癒されてみませんか?